ハーフタイム・ショーだけ観ました。THE WHOがスゴかったです。詳しくは、きっと明日宮嵜さんがレポートしてくださるのではと思いますが、予告通りメドレーで、”who are you/who are you"と歌っては、腕グルグルで、花火100発で、一瞬息切れしそうかと思ったら、引きの映像になって、レーザー光線ぴゅんぴゅん、電飾ステージびかびか。はっきり言って、オリンピックの開会式並の豪華さ。まあアメリカ人にとってはきっとオリンピックより大事。何しろハーフタイムショー1秒の値段は約100,000ドルとも言われているから。12分間だから……いや、単位が違うはず。いくらなんでもそんなに高くないだろう。でも30秒のCMが3億円とか言われているから、それくらいはするのかな?とにかく、とても高い。だから、バドワイザー、トイレに行かれちゃったら終わりだ。1秒も捨て映像なしの、正にスタジアム級、視聴者9500万人向けのアリーナ・ロックだった。が、こんなにヘヴィ・リフティングなパフォーマンスの後、若者は中々出て来れないよなあとも。
うわっ、しかし、絶賛の意見もありつつ、早速意見がまっぷたつに分かれているかも。「オレは長年のTHE WHOファンだけど、もうクラッシック・ロックはやめて世代交代するべきだ」と辛口ご意見番が書いている……。
ちなみに、アーケード・ファイアの”ウェイク・アップ”は、NFL自体のCMで使われてました。5秒くらいしか使われてなかったけど、それこそ、5千万円くらいもらったはず。ハイチに寄付するそうです。実は、アーケード・ファイアとNFLはいわくつき。08年に放送された時に、ハーフタイム・ショーの始まる前に、放送局のFOXが勝手に”NO CAR GO" を流してしまったのだ。一瞬、あれ、なんでアーケード・ファイアが?と思ったけど、無許可だったらしく、その後裁判とか言っていたけど、結局どうなったんだろうか……。”ウェイク・アップ”は映画のTVスポットでも散々使われたし。ああ見えて、一瞬にしてお茶の間の心を掴む力あり。
写真は地下鉄のエレベーターで前にいたおじさん。ピシッと誇らし気に着てました。