Arcade Fireを観た!!

Arcade Fireを観た!!

無事観て来ました!ピッチフォークなどに、彼らが招待客50人の前で行なったプライベート・ギグについてレポートされているようですが、一応今日のライブが正式なツアー初日。会場は思っていた以上に大きくて、3500人くらいでしょか?しかしギチギチの人。先日のギグのように、新曲もたくさん演奏しました。セットリストは以下の通り。


The Suburbs
Ready to Start
Keep the Car Running
We used to Wait
No Car Go
Haiti
Intervention
Rococo
Empty Room
Modern Man
Tunnels
Power Out


Encore
Month of May
Rebellion


Encore 2
Wake Up


セットリストの中に、"Wake Up"は書かれていなかったのだが、観客の大合唱が鳴り止まなかったので、再び登場しての演奏。当然だが、とにかく観客の盛り上がりが素晴らしすぎた。ウィンは、なんと”Power Out"と、”Rebellion"で、歌詞を忘れてしまう場面があり、いかにも、久しぶりのツアー再開!という感じだった。が、珍しく、笑顔に溢れ、それがこれまでのモードとは大きく違った。もうあの”衣装”は着ていないし、『ネオン・バイブル』の頃、重圧でなっていた使者から、ようやく等身大の自分達としてロックできる時が来た、とでもいうような、新たな攻撃態勢になっていた。


新曲は、『ネオン・バイブル』時に指摘された、ファーストと比較したソング・ライティング、アレンジの弱さに反論するかのように、これまでのようにニューウェイブやパンクなどの影響をところどころに聴かせながらも、一筋縄ではいかない独自の発展をみせる曲が多く、そこで、力強く問題提起をするような歌詞を再び奏でた。すでに発表されたシングルも入れて、今日演奏された新曲は7曲だが、この分でいくと、アルバム全体の構造はとんでもないものになっていそうな気がする。さらに、新曲もさることながら、これまでのアンセム曲も、思いきりタイトに演奏され、新メンバーが加わる中、その精神性も含め、バンドの進化を思いきり強調。コレポンのほうでもさらに詳しくレポートさせていただきますが、この日のライブは、アポカリプス後、それでも”郊外”に生きる自分達の新たな、または変わることのない、戦いを、ここに改めて挑戦的に提示する、そんな素晴らしい幕開けだった!!これからフェス出演を重ねる中で、どんどん巨大なものに化けていくこと間違いなしの、そんな勢いが感じられるツアー初日。だから、ライブを観ながら時に心はマジソン・スクエア・ガーデン。2万人の大合唱が鳴り響いていた。8月4日のMSGライブは伝説的なものになりそうだ。待ちきれない!!!アンシンメトリーのかっこいいモヒカンのウィンは、何度も「今日は来てくれてありがとう!」を繰り返し、いい笑顔で去っていった。残念ながらフォトパスをもらっていないので、彼らの写真はなし。同じ会場で、ツアー2日目が行なわれます!
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