テレンス・マリック新作!秋が待てない理由その4

テレンス・マリック新作!秋が待てない理由その4

本来だったら今年のカンヌ映画祭で上映されるという噂だった、テレンス・マリックの新作”The Tree of Life"
がなぜか上映されなかった。理由はよくわかっていなくて、ほとんどのことが秘密裏に行なわれる監督だけに、期待と不安でみんな爆発寸前だったのだが、どうやら作品がほぼ仕上ったということが判明した。PG13という指定がついたのだ。つまり作品はあるし、指定ができるほど完成しているということがわかったのだ。主演は、ブラット・ピットとショーン・ペン。

今のところもれているその内容は、1950年代を舞台にした物語で、中西部に住む少年が無垢を喪失、「現代社会で魂を見失い」大人社会に幻滅。その男が生きる意味を見付ける旅の物語、だそうだ。観る前から最高の予感だし、アーケイド・ファイアの新作にもちょっと繋がるテーマがある。どうやらブラピが、子供時代のお父さん役で、ショーン・ペンがその主役の男を演じるようだ。

秋に完成するのかはわからないが、今年一杯には間にあうはずだ。静かに祈って待ちたい。
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