毎年恒例TIME誌の選ぶ「世界で最も影響力のある100人」に南相馬市長など日本人ふたりが

毎年恒例TIME誌の選ぶ「世界で最も影響力のある100人」に南相馬市長など日本人ふたりが

毎年恒例のTIME誌の選ぶ「世界で最も影響力のある100人」に、福島県南相馬市の桜井勝延市長と、宮城県南三陸町の公立志津川病院の菅野武医師のふたりが選ばれている。

桜井市長については、日本で政治家になるということは、自制するということだが、この市長はその掟をとうとう破ったとし、「何もかもが効率的なことで有名な日本が、災害で最も苦しんでいる人達を一体どうして見逃せるのかという疑問を提示し、世界中の人達を共感させた。日本は原発と葛藤しながら、官僚制の傲慢さをとうとう指摘してみせたのだ」と。

菅野先生については、「患者が全員救出されるまで病院にとどまった」としている。

その他俳優では、アカデミー賞を受賞したコリン・ファースや、ブレイク・ライブリー、ミア・ワシコウスカ、マット・デイモン(環境問題のアクティビストとして)、マーク・ウォルバーグ、クリス・コルファー(『グリー』)など。

またパティ・スミス、ジャスティン・ビーバーなどがミュージシャンでは選ばれている。
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