カット最新号でウディ・アレンが日本の震災を語る&オフィス写真公開

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カットの最新号に、ウディ・アレンがなんとキャリア最高の興行成績を記録し、脚本でオスカーも受賞した『ミッドナイト・イン・パリ』のインタビューを掲載。その中で、日本の震災について語ってくれています。

その答えがちょっと衝撃でした。

彼が言ったのは、つまるところ、「残酷なようだけど、人生とはそういうものなんだ」ということだったのです。

その続きも感動的だったので、ぜひインタビューを読んでみてください!

普通は、「大変でしたよね」という言葉があったり、同情心のようなものが見えたりするものですが、このきっぱりとした姿勢が素晴らしかったのです。彼が本当にそういうことを常に究極的に突き詰めて考えているからだと思いました。

面白かったのは、今回の映画は、そんな残酷さとは無縁な、思いきりロマンチックなファンタジーにして、誰をも幸せにしてくれるラブコメであるということ。それはこの現代の重苦しさと反比例しているのかと訊いたらそれは関係なくて、サイコロを転がしたら偶然こういう物語が出て来たから、ということでした。

彼のオフィスの写真も自由に撮っていい、ということだったので撮らしていただいたのですが、数々の名作を生んで来た巨匠のオフィスとは思えない普通さでそれにも感動しました。場所はアッパー・イースト・サイドという高級住宅地なのですが。

『それでも恋するバルセロナ』のフィルムなどが、どかんどかんと無造作に置いてあるんです。最後の写真は試写室です。スコセッシのオフィスにもうかがったことがありますが、スコセッシのほうがもう少しきちんとしていたと思います。

そんなわけでカメラマン泣かせだったのですが、撮りおろしのポートレートもありますので、カット最新号ぜひ!
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