カンヌ映画祭見所その3:本命と期待されている作品(ニック・ケイブ脚本作含む)

カンヌ映画祭見所その3:本命と期待されている作品(ニック・ケイブ脚本作含む)

アメリカの批評家の予想をざっと読んでみた上での、本命期待作何本か。

1。カルロス・レイガダス監督『Post Tenebras Lux 』。
大絶賛され、カンヌでJuly Prizeも受賞した『静かな光』を監督したメキシコ人監督の新作。最も期待が集まっている。『静かな光』はマーティン・スコセッシも傑作と太鼓判。

2。デヴィッド・クローネンバーグ監督『コズモポリス』。
ドン・デリーロ原作の映画化。ロバート・パティンソンが本当に演技ができるのか確かめるためにも注目。

3。『アーティスト』『英国王のスピーチ』でオスカーを圧勝した映画会社ワインスタインが買っている作品2本:

『Killing Them Softly 』
ブラッド・ピット主演にして、サム・シェパード、リチャード・ジェンキンスなど脇役も名優揃いのダーク・コメディ。監督は、『ジェシー・ジェームズの暗殺』のアンドリュー・ドミニク。アメリカ公開も、オスカーシーズンまっただ中らしい。

『Lawless』
『ザ・ロード』の監督John Hillcoatの作品にして、脚本はニック・ケイヴ! Shia LaBeouf, Tom Hardy, Jason Clarkeが残虐な兄弟を演じるヴァイオレント映画。『ノー・カントリー』を超えられるか期待。

4。アッバス・キアロスタミ監督の『Like Somone in Love』
高梨臨主演作。
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