カンヌ映画祭見所2:むむ、すでに大賞の呼び声? ケイティ・ペリーに、カイリー・ミノーグに、レオス・カラックス13年ぶりの新作長編! 不気味予告編公開

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ツイッターを眺めているだけでも、人が本当に熱くなっている様が伝わってくるのはなんか面白い。

今カンヌ映画祭をレポートする各紙ジャーナリスト達の間でさっそく盛り上がっているのが、『RUST & BONE』。『LA TIMES』なんかすでに「スター誕生」とまで書き立てている。

この作品は2009年のカンヌで審査員特別グランプリを受賞した『預言者』の監督ジャック・オーディアールの新作なので、早くから注目されていたのだけど、いくつかの熱いレビューを読んだところ、作品も素晴らしかったよう。

マリオン・コティヤールとベルギー人俳優Matthias Schoenaertsによるラブストーリーなのだそうだが、「スター誕生」と言われたのは、このベルギー人のMatthias のことで彼の演技が素晴らしかったらしい。

面白かったのは、映画のハイライトとなった2つのシーンで、ケイティ・ペリーの”Firework”が流れるのだそうだけど、それがもうシーンをかっさらうくらいに効果的に使われていたらしいということ。フランス映画のケイティ・ペリー、想像付かないけど、ますます楽しみ!

さらに、今年のカンヌには、レオス・カラックスがなんと1999年『ポーラX』以来の長編新作『HOLY MOTORS』を出品している。

ケイティ・ペリーに対抗してじゃないけど、カイリ・ミノーグがサントラで1曲書き下ろしていて、出演もしている。さらにサントラでは伊福部昭による『ゴジラ』の曲も使われているそう。なんだかミスマッチな曲を使うのがフランス映画の流行なのだろうか?

それでカラックス映画のほうは、たった22秒だけど、思いきりカラックスな映像が公開されている。意味不明で、不気味で、生命力があって、リアル。
http://www.dailymotion.com/video/xqw3g1_holy-motors-clip_shortfilms

試写後の感想が楽しみだけど、カラックスと言えば、カット編集部は、前作『ポーラX』の単行本を発売している。と思い出すだけで、エッジのあった90年代の空気がなんだか蘇ってくるのだ。
http://ro69.jp/product/book/detail/25798
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