クロエ・モレッツに会って来た(かわいい!)&『Carrie』リメイク最新情報公開!

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トロント映画祭から帰って来てすぐにNYではNY映画祭が始まっていて現在も続いているのですが、さらに今週末はNYコミックコンも開催中で、まったく寝る暇なしです(笑)。

しかし、ご報告したい素晴らしい映画がたくさん(『SKYFALL』!『LIFE OF PI』!『AMOUR』!そして『HOLY MOTORS』!!!!)なのでなんとか生き延びていますが、そんな大作が続く中、敢えて、今日見て来たばかりのクロエ・モレッツちゃん。やっぱりかわいすぎっ!ってことで真っ先にご紹介です。

クロエ・モレッツはご存知のように現在『キック・アス2』の撮影中ですが、その合間を縫って、今日はNYのコミックコンに登場。『キャリー』のリメイクに主演しているので、そのティーザーとポスターを世界初公開してくれたのです。監督のキンバリー・ピアース(『ボーイズ・ドント・クライ』)と母親役のジュリアン・ムーアも一緒に登場し、映画について語ってくれました。

まず公開されたティーザー映像は、空撮から始まって、街中が燃えているところが映ります。そして、あるひとつの家に向かってズームアップ……ぐわっ〜っと近くなったところで、ぎゃーーーー!血だらけのクロエちゃんがこっちを向いて立っているというものです。怖いかったです!

クロエはまずその血のシャワーを浴びたような姿になった経験について「それが楽しかったのは、最初の2週間くらいまでだったわ。それから後は、もうベトベトするし、かと思えば外は0度くらいでとにかく凍えるようだったの。それで、毎日使う血にも色々と種類があって、べとべとの血とか、乾いた血とか、もう本当にたくさんあったのよね(笑)。だけど、そのうちに、それぞれの血の種類こそが、その日自分がなりきる役にすごく大事だと分かったの」ととても楽しそうに語ってくれました。

さらに、今回の役は、「これまで自分が演じたどの役よりも深く飲めり込んでいった役」と語っていて、そのためにメソッド・アクティングにも挑戦していて、自分でドレスを作って(実際は自分では作れなかったそうですが)、それを着て外を歩いたりしたそう。

クロエは、当然、ブラアイン・デ・パルマによるオリジナルももちろん見ているそうで、「実はキムがデ・パルマとは非常に仲が良かったから、『キャリー』については色々と話は聞いたの。でも、オリジナルとは、今回の作品は、脚本が全然違うの。今回一番大事だったのは、スティーヴン・キングの原作本だった」とのこと。「だから、これは、『ブラック・スワン』みたいな『キャリー』なの。もっとダークなのよね。それに、何かが見えたりするんだけど、それが本当に見えているのか分からないの」ということ。

監督も「オリジナルの『キャリー』は本当にあのままで素晴らしいと思ったから、それを参考にした部分はなくて、それよりも、あまりにスティーヴン・キングの原作が素晴らしかったから、それを現代にどうしても蘇らせたかった」と語っていました。なので、「『キャリー』という作品が3つ別々に存在するようなもの」とも。

さらに、ジュリアン・ムーアや監督が言っていたのは、現在いじめの問題がティーネージャーの間でより深刻になっている状況もあり、例えばソーシャルネットワークなどでティーネージャーが実際にやっているようないじめがより反映されているとのこと。また、オリジナルでは、クロエの演じるキャリーを、シシー・スペイセクが最高の演技を見せた役ではあったが、実は彼女は当時すでに26歳だったそうで、今回クロエは本当にティーネージャーなのでよりリアリティがあるはずとも。

この日は、ファンも参加できるQ&Aセッションもあったのですが、思いきり『キック・アス』ファンもたくさん来ていて、その中のひとりの質問が、「僕は『キック・アス』の2に出させてもらえることになったのですが(ファン参加型だったのか?)、今日は本当はサイン会あるはずだったのに中止になってとても残念です。後で僕にサインしてもらえますか?」っていう質問っていうか、個人的なお願いだろう!というものまで飛び出す、本当に熱い内容になっていました。ここらへんの温度ってやっぱり日本もアメリカも同じなのではと?

私は、生クロエ目撃は、これで2度目ですが、なんか本当にこんな素敵な10代の女優って今まで一度も会ったことがないと思うくらい、個性的で、本当にダントツにかわいくて、頭が良くて、しっかりしていて、大人っぽいんだけど、でもまだまだ子供なところが自然に飛び出してくるところもまた良くて、さらに、ティーネージャーの女優にありがちなすれたところがなくて、何より一生懸命なところが一番好きかもです。

この日の模様は、さらに詳しくこのウェブサイトかまたはカット誌でご紹介させていただきますのでお楽しみに!すごく短いティーザーも、今日ここで世界初上映されたので、これからすぐに世の中に出回ると思います。

『キャリー』の公開はアメリカでは来年3月15日です。
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