クロエ・モレッツ、「『キックアス2』の暴力描写を擁護できない」と語ったジム・キャリーに反撃!

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アメリカではとうとう8月16日に公開が迫った我らがクロエ・モレッツ出演の『キック・アス2』!

出演したジム・キャリーが6月に「この映画で描かれている暴力描写が度を超しているため、擁護できない」とツイートし、映画のプロモーションには一切関わらない意向を示したので衝撃が走りました。
https://twitter.com/JimCarrey/statuses/348886602384281600

ジム・キャリーとしては、「『キック・アス2』は、サンディ・フックの小学校で(銃乱射)事件が起きる1ヶ月前に撮影されたものだった。しかし、今それが起きてしまった後では、このレベルの暴力描写を擁護することはできない」という言い分。「映画に関わった人達には申し訳ないと思っている。それに映画に出演したことを恥じているわけでもない。だけど、事件が起きたことで、僕の心が変わってしまったんだ」と付け足していました。

クロエ・モレッツは、当初「人それぞれの判断だと思うから」。「彼は俳優としてそういう決断を下したのだと思うし。私は、自分の演じたキャラクターについてしか語れないけど、私は映画で自分の演じた役には、まったく問題がないと思っている」と発言していたのですが、最近になって、「映画は映画なんだから」ともう少し強い反論をしています。
http://www.thewrap.com/movies/article/chloe-moretz-slams-jim-carreys-stance-kick-ass-2-violence-109601

「これはあくまで映画なんだから。もし、映画に影響されて行動すると言うなら、『ポカホンタス』だって観るべきではないってことになるわ。だって、自分がディズニーのお姫様だと思ってしまうわけでしょ。そんなに簡単に影響されるなら、『羊たちの沈黙』なんて観たら、自分はシリアル・キラーだと思ってしまうことになるじゃない。これはあくまで映画なのであって、作り物なんだから。私は、それを子供の頃からちゃんと分かっていたわ。だから、私は、人を殺し回ったりしたいと思ったりしないし。その逆で、そんなことをしてはいけないということをむしろ学ぶと思うの」と。ただ、それでも「人それぞれだから、彼の決断は尊重する」と付け足しているのですが。

また、コミックのクリエイターであるマーク・ミラーは、ジム・キャリーの発言は、むしろ観客を増やすことになるだろうと語っています。

「みんなから、ジム・キャリーのコメントにむかついているかってよく聞かれるんだけど、ノーだよ。むしろ喜んでいるんだ。だって、主役が、『この映画は暴力描写が度を超えている』なんて発言するのは、言ってみれば、『このボルノは、裸が多すぎる』って言っているようなもので、みんな、じゃあ観に行こう!って思ってくれると思うからね」ということ。

また、監督は、「僕らが映画の中のジム・キャリーを好きなところは、彼が次に何をするのか、何を言うのか想像が付かないところだと思う。そして、それは実生活においても同じで、彼が何をするのか、何を言うのか想像が付かない、ということを僕は、身を持って知った。だから、彼のツイートへの僕の反応としては、とにかく驚いた、というしかないね」

「ただし、彼が映画の中で素晴らしいことには変わりはないので、皆さんには映画を観てもらって判断してもらうのが良いのではないかと思う」と。また、今後もジム・キャリーとまた仕事がしたいと語っています。

しかし、ここまで言われたら確かに気になりますよね。皆さんこんな騒動がなくても、観に行きたいと思っていたと思いますが。

日本の公開は、来年になるようです。えええええ?? そんなに先だったのか……。

4分以上の濃厚予告編はこちら(注意:18歳以下の人は見れません)。
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