キュウソネコカミ『チェンジ ザ ワールド』、いよいよ明日店着日！
今日の1枚はふたたび5人ショットで。
撮影のあいだじゅう、すごい数のギャラリーがいて、撮るほうも緊張したぜ。

6曲目は“何も無い休日”。この曲、大好きなんです。このミニアルバムでいちばん好きかも（これか、“KMDT25”）。なんで好きかというと、すげえせつないからです。リア充になれなかった、マジメに生きているけど何者にもなれない自分。夜な夜な不安と焦りに苛まれ、孤独がどんどん深まっていく自分。この曲はそれを赤裸々に歌う。せつない。

そしてそのせつなさこそが、ヤマサキセイヤなのだ。何とかして生きている。これしかできないからこれをやっている。今この瞬間にすべてを懸けないと次の瞬間に息ができないかもしれない。そういう思いが、キュウソネコカミの音楽の、刹那的で過剰なハイテンションに表れている。そんなキュウソの真ん中の部分を、この曲はまっすぐに鳴らしていると思う。

セイヤはこの曲について、こんなふうに言っていた。「ひとりで夜中、パソコンの前でそれ書いてんですよ。死にそうになりながら書いてる」。お祭り騒ぎでお客さんとの距離も近い、だからそのぶん、セイヤの孤独はじつは深いのだ。

あしたに続きます。

きのうまでのはこちら。
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