奇妙礼太郎トラベルスイング楽団のホール公演にシビレまくる
2014.10.16 21:58
何度も書いていますが、このバンドについてはもうただのファンです。
今日も盛大に“オー・シャンゼリゼ”を合唱してまいりました。
これも何度も書いていますが、奇妙礼太郎の歌は、ただそこで鳴り響くだけで、生きていることの奇跡とか歓びとか得難さのようなものを聴く者に納得させてしまう力を持っています。
最新のリリースがカヴァー・アルバム『東京ブギウギ』なので、今日のセットリストにもカヴァー曲がたくさんありましたが、上の“オー・シャンゼリゼ”はもちろん、それが“THE TENNESSEE WALTZ”だろうが“Moon River”だろうが“愛の讃歌”だろうが、全部が言ってしまえば今を射抜くパンク・ロックとして鳴ってしまうのです。そう、僕は奇妙礼太郎の歌をパンクだと思って聴いています。
イントロの途中で曲をほっぽりだして喋り始めたり、歌詞を覚えていないのかいきなりメガネをかけてカンペを見始めたり、マイク放り投げてダンスを始めたり、自由闊達な奇妙さんは今日も健在でした。でもそれがすべてバンドのグルーヴになっていくのです。
というわけで渋谷公会堂「どばどばどかん~ローリングサンダーレビュー 特別編~」、素晴らしかった。