アルバム『the BKW show!!』、来週11月12日発売!
THE ORAL CIGARETTESが掲げる「BKW(番狂わせ)」とは何なのか、とにかくこのアルバムに込められた熱量とテンションが物語っている。
ライヴではずーっと、食ってかかる勢いで目の前のお客さんと心の肉弾戦を繰り広げてきたオーラルだけど、音源ではどちらかといえばもっと内省的な、曲を書いている山中拓也の心象風景を描いてきた。本人も「ライヴと音源は別物」って言ってたしな。
それがガラッと変わったと思ったのが、メジャーデビューシングル“起死回生STORY”だ。アルバムでも効きまくっているこの曲が、オーラルの本領を爆発させた。「BKW」の旗印のもと、とにかく上を目指すバンドの姿勢が、演奏、曲、歌詞、すべてにおいて合致して、かつ拓也のリアルな実感にもリンクしているという、すごく幸福な形が、ついに生まれた。
『the BKW show!!』は、その幸福な形をさらに広げ、強化したアルバムだ。リード曲“STARGET”みたいなパンチのある曲もあれば、拓也お得意の物語ソングや美しいバラードもあるけれど、
どれもが「俺がTHE ORAL CIGARETTESだ!」と叫んでいる。そう、これがオーラルだ。
現在発売中のJAPANにメンバー全員でのインタヴュー掲載中です。
彼らの言葉を読んでもらえればわかるけど、こいつら、ヤる気だぞ。