『Feeling of Unity』リリースツアーファイナル、そして関東で初めてのワンマンライヴがここ武道館。
個人的にも当然初めて観るラスベガスのワンマンで、だからこそわかることがたくさんあった。
ギラギラのライティングに特効に、巨大なLEDスクリーン。とにかく派手なステージの上で、何よりも輝いていたのはいつも以上にアグレッシヴに動き回るメンバーの目、だった。
もちろん映像とかで観たことはあったけど、あの巨大なスクリーンに映るメンバーの姿を見て、6人ともがあんなにも目をキラキラさせて演奏していることに改めてはっとさせられた。
「Unity」というのが、彼らのアルバムのテーマだ。日本語にすれば「一体感」だが、もっと踏み込んでいえば「仲間とともに生きる」ことだ。ラスベガスのライヴにはひとりひとりを受け入れ、「仲間」にするパワーがある。メンバーも「仲間」が増えること、たくさんの「仲間」と音を鳴らすことに大きな喜びと生きがいを感じているんだと思う。
ライヴがスタートした瞬間に生まれるあの「つながった」感じ、あれは対バンではなくワンマンだからこそ生まれるものだ。ラスベガスがなぜあんなにも肯定的で眩しいライヴをやるのか、その理由がわかるような気がした。
Fear, and Loathing in Las Vegasの武道館にはたくさんの仲間がいた
2016.01.07 21:30