ライブが始まった瞬間、あれ?と思うくらい、前に観たD.A.N.とは違って聞こえてきた。
リズムとグルーヴの肉体性とメロディと歌の情感、そのどちらもがとんてもない生命力をもって躍動していた。どちらかといえばローでダウナーな雰囲気をもっているD.A.N.の音楽が、祭みたいな高揚感とともに空気を震わせていた。
僕が彼らの音楽を好きなのは洋楽的なフォルムの中に日本人のDNAやソウルをバチバチに感じるからだが、その極致のような完成度だった。
VJとのコラボレーションも美しくて、あっという間に時間が経っていた。
D.A.N.のWWW超満員ワンマンを観た
2016.05.20 22:32