1曲目の“monolith”からダブルアンコールの最終曲“Give me”まで、本当にあっという間だった。そして終わった瞬間に、「つづく」という文字がでかでかと浮かび上がるような感じがした。
ライブ前にGENは「これを集大成にはしたくない」と言っていた。MCでも「まだまだこんなもんじゃない」と言っていた。その、よりデカい未来への飽くなき欲望がフォーリミの原動力だが、その原動力がこの武道館を経てますますデカくなるのを感じた。
場内は初の武道館公演を祝福する空気に満ちていたし、それをメンバーも全身で受け止めていたけれど、それを振り切ってでも先へ行こうとするフォーリミの意思が、今日のライブをスリリングで攻撃的なものにしていたのだも思う。
“discord”にも“eureka”にも、でっかい可能性が見えた。たぶん、フォーリミの本領はここからだ。
04 Limited Sazabys、武道館に確かな未来を刻む
2017.02.11 21:28