これが2011年のファーストアルバム『さっちゃん』収録の“恋は朝に”。
こっちがその次、2012年のミニアルバム『23歳』収録の“江ノ島”。
シンガーソングライター、平賀さち枝。上の2曲を聴いてもわかるとおり、基本的にはギター1本で弾き語る、フォークなスタイルをもった人だ。で、そのニューシングル『ギフト/いつもふたりで』(11月13日発売)。今回は表題の2曲をバンドでレコーディングしている。
聴いたのだが、1曲目“ギフト”の、彼女の淡い歌声とアコースティックギターに寄り添うような、控えめな鍵盤やスネアの音が気持ちいい。この曲のシャッフルするビートや、2曲目の“いつもふたりで”の跳ねるリズムもそうなんだけど、このリズム感ってたぶんもともと彼女のメロディが持っているものだと思う。だから結構ウェットな声を持っていて歌詞もちょっとしっとりしているのに、重くない。バンドが入ることで、そのよさがすごく際立っている。ほどよくポップでほどよくグルーヴィー。すっと身体に入ってくる。
11月発売なので、まださっと聴かせてもらっただけだけど、そのうちミュージックビデオもアップされると思うので、そしたらまた書きます。