年明けてからこればっかり聴いてました。
昨年12月にリリースされたdaoko『GRAVITY』。
ファーストのときは、年齢とか、性別とか、あるいはネットに投稿した動画がどうこうとか、そういう「在り方」の新鮮さと尖り具合みたいなものがまずインパクトあったのだけれど、このアルバムはそういう外側のことを全部置き去りにする。言葉、フロウ、息遣い、そういうものがとことんストイックに耳を奪っていく。リリックもどこか世界と距離を取ったような、それでいてどこまでもリアルな、ちょっと驚くようなパースを持ったものになっている。
↓“メギツネ feat. PAGE, GOMESS” (Pro by COASARU)
↓“BOY (youtube mix)" (Pro by DJ6月)
『HYPER GIRL -向こう側の女の子-』、『UTSUTSU EP』、そしてこのアルバムがその後に置かれると、はっきりと道筋が見える。
