[Alexandros]、ロックンロールの絶景に立つ! 幕張メッセワンマンを観た


この時代を生きて、この日の[Alexandros]を観れて本当によかった。心からそう思わせてくれる、ロックンロールの絶景が、12月19日の幕張メッセには確かにあった。

[Alexandros]、初の幕張メッセワンマン!という巨大な期待感をそのロックのダイナミズムであっさり飛び越えてみせた4人。ストリングスチーム登場、センターステージなどの演出もいちいちグッときたが、何より胸躍ったのは、最新楽曲群はもちろん初期曲からB面曲/レア曲も含めて、そのすべてが幕張メッセの大空間で鳴り渡ることを夢見ていたような、確かな手応えをもって轟いていたことだ。そして、その音のひとつひとつは、さらに「その先」を見据えて鳴っているように思えた。まだ行くぞ、もっと行くぞ、と。

構成も、タイトルすら決まっていないという新曲もいち早く披露していた、ロックンロールの金字塔的な名演。最後の最後、「愛してるぜ幕張!」と洋平はオフマイクで叫んで、はちきれんばかりの喜びと感謝を伝えていた。最高。詳細は後日レポートします!(高橋智樹)