ネットラップのシーンから登場し、現在日本のヒップホップシーンの中にあって非常にユニークな存在感を示している電波少女（でんぱがーる）。昨年発売された2ndアルバム『WHO』で、そのリアルなリリックにやられた人も多いはず。

その電波少女が2016年5月11日（水）に、7曲入りEP『パラノイア』をリリースする。
今回の作品でも、ラップ担当のハシシのリリックは相当にリアルで、強烈だけれど冷めていて、希望と無気力と妄想の境界をシニカルに言葉にした楽曲の数々が胸をえぐってくる。今作は、ヒップホップにはあまり興味がないという人にも、ぜひ聴いてみてもらいたいです。

というわけで、ハシシとnice cream（ダンス、ボタンを押す係←ここをDJとは言わないところが潔い）の2人に、この新作についてじっくりと語ってもらいました。2人の間に流れる絶妙な空気感も、RO69の特集インタヴューで感じ取ってもらえたら嬉しいです。（杉浦美恵）

【特集】電波少女 誇大妄想とユーモアが交錯する名作『パラノイア』の正体を暴く
http://ro69.jp/feat/denpagirl_201605