全国9都市を巡るWEAVERのホールツアー「Draw a Night Rainbow」のファイナルが今夜、NHKホールで行われた。今年2月、前作からおよそ3年の期間を経てリリースされたアルバム『Night Rainbow』を引っ提げてのツアーであり、ピアノロックバンドとしての可能性を存分に見せつけてくれたライブだった。メンバーそれぞれが持つ力量の進化に加え、バンドアンサンブルの巧みさ、さらには、会場の熱をそのままエネルギーに変えて楽曲へとアウトプットしていく様は、心から音楽を楽しいと思えるものだった。「今回のアルバムの曲は、ライブで演奏して、会場のみんなと一緒に色を加えていくことで完成すると思っていました」という言葉の通り、ライブを重ねたことにより、楽曲がぐっと鮮やかな色彩を帯びたようで、彼らがライブバンドであることを改めて強く実感。この詳細なレポートは後日アップの予定です。お楽しみに。3ピースバンドとしての確かな自由度を手に入れたWEAVER、6月からは全国14ヶ所でのライブハウスツアーも決定しているので、そちらも要チェックです。（杉浦美恵）