アルバム『27』をリリースするSUPER BEAVERのメンバー全員、渋谷龍太（Vo）、柳沢亮太（G）、上杉研太（B）、藤原広明（Dr）に取材をしました。

今作は20代後半に突入し、紛れもなく「大人」と呼ばれる存在となった彼らの想いを、様々な角度から投げかけてくる1枚です。

今作に収録されている先行シングル“うるさい”でも自覚的に表現されていることですが、誰に何と言われようが伝えたいメッセージを全力でリスナーに届けるのが、SUPER BEAVERならではのスタイルです。ストレートな表現というのは、冷めた反応や意地の悪いツッコミを受けることも多いわけですが、それでも彼らの音楽が真っ直ぐであり続ける理由は何なのか？
彼らの「マジ」の核にあるものに触れられるインタビューになったと思います。

余談ですが……渋谷の着ていたデニムジャケットが、とてもかっこよかったです。ワッペンが絶妙なポイントに配置されていて、スタッズがたくさん打ちこまれているのですが、自分でリメイクをしたそうです。彼のセンスの良さが垣間見えるこのジャケットは、撮影した写真でも見ることができると思います。記事は『ROCKIN’ ON JAPAN 7月号』に掲載するので、宜しくお願いします。（田中大）