昨年11月から始まった、アルバム『風の果てまで』を引っ提げての長い長いツアーの、今日は62本目。後6本を残し、日本武道館2Daysが行われた。その2日目の公演を観た。満員の武道館。連日、これだけのライブをともにしていれば、サポートメンバーというよりもはやバンド。堀江博久(Key・G)、玉田豊夢(Dr)、山口寛雄(B)、真壁陽平(G)という鉄壁の布陣で3時間たっぷり、緩急自在のコントラストを描き出してくれた。
バンドアンサンブル、音のバランス、ステージセット、映像演出、すべてのピースが完璧にハマって、エキセントリックなロックンロールから繊細な弾き語りまで、素晴らしい演奏を聴かせてくれながら、曲間の脱力したトークでは、会場の雰囲気をぐっと和らげてくれる。そこも含めてパーフェクトなバランス。3時間があっという間! やっぱり斉藤和義のライブは最高。
というわけで、ツアーはもう少し続きます。そして、今夜のセットリストを含めた詳細なライブレポートは、後日またアップします。お楽しみに!(杉浦美恵)