あんないきなり“エピタフ”が出てくるのもびっくりだが、そのあとも息つく間もないエキサイティングで楽しい2時間強。演奏が凄まじすぎて、なんだか途中から笑いが止まらなくなってきた。
過去の楽曲がまるで違うアレンジなのもわくわくするし、それでいてみんなが聞きたい歌ものはあえて原曲に近いし、実験性とエンターテイメント性が、ここまで美しく最高のレベルで融合しているのが本当に素晴らしい。
これまで体験したライヴでは、まさにディシプリンな、修行のようにストイックに楽器に向き合う印象のほうが強かったのだが、こんなに楽しそうなクリムゾン、というかフリップ師は初めて見た。
まさに最高のクリムゾン・パーティだった！
詳しくは、明日アップ予定のライヴレポートをぜひ。
ロッキング・オン本誌でももちろんがっつり掲載します。
（井上貴子）
