昨日、マッドハニーのライヴに行った。最高だった。
グランジ旋風のど真ん中にいようが、メジャーに所属してようが、インディーズでコツコツやってようが、なにも変わらないマッドハニーのダルダル・パンクは本当に素晴らしい。今となってはニルヴァーナやパール・ジャムのもっとも近いところにいたバンドだったとは信じられないほどとことんマイペースを貫いている。マーク・アームがブラック・フラッグの、スティーヴ・ターナーがGBHのTシャツを着てたのも素敵。ひとつ残念だったのは、『空耳アワー』で一躍有名になった代表曲“Here Comes Sickness”をやんなかったことかな。絶対に「れんこーん」って盛り上がったと思うけど。会場には自分と同じ匂いがする、グランジをリアルタイムで体験した30代ばっかりで、妙に同窓会的な空気があって居心地もすごくよかった(実際に知っている人に何人か会ったし)。
写真は会場で買ったポスター。あのKozikによるシルクスクリーンのもので、それだけでもたまんないのに、見ての通り昨日のクアトロ公演限定のもの。しかもメンバー全員のサインまで入っている。これ、マジで買わないわけいかないでしょ。永遠の宝物。日曜日のO−nest公演もまた別のポスターが販売されるのかな。ヤバイ。(内田亮)