アイドルズ、フォンティンズD.C等、ここ数年パンクの新波がキてるな─と思っていたとはいえ、こんなに元気なかんしゃく玉が登場するとは!と驚かされたのがオーストラリアからやって来た「ブルーカラー・パンク」の旋風ことアミル・アンド・ザ・スニッファーズ。
豪州ガレージ・ロックの伝統を正しく継いだ骨太な爆風ハードコア・サウンドはもちろん、フロントを張るエイミー・テイラーのシャウト(ポリー・スタイリン並みの原石な直情さ?)と文字通り「身体を張った」パフォーマンスは否応なしに盛り上がる。
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のフュリオサを連想するかっこよさのエイミーだが、実はこの取材、直前に彼女がコロナで倒れ実現しないかも?とハラハラものだった。しかし「日本の雑誌に載せてもらえて嬉しい!」と、完全回復していないのに無理を押して応えてくれた(涙)。そんな頑張り屋パンクの素顔に迫った。(坂本麻里子)
アミル・アンド・ザ・スニッファーズの記事は、現在発売中の『ロッキング・オン』2月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。