【今月の気になるあいつ】ロザリア、「ポップミュージックの未来を背負う存在」として世界が大絶賛するSSWをご紹介

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【今月の気になるあいつ】ロザリア


1993年、スペイン北東部カタロニア地方生まれのSSW。フラメンコとエレクトロ、ヒップホップ、R&Bなどを融合させた独創的な音楽性で2020年にグラミー賞受賞。これまでの総ストリーミング数は60億回を超え、ジェイムス・ブレイクビリー・アイリッシュザ・ウィークエンドらとのコラボも注目を集める。最新作『モトマミ』を3月18日にリリースした。


現在発売中のロッキング・オン5月号では、「気になるあいつ」にてロザリアを掲載。本原稿の一部ご紹介。



文=中村明美

「誰も聴いたことがない曲を作りたい。それがこのアルバムの目標だった」と、4年ぶり待望の新作『モトマミ』を完成させたロザリアが、NYタイムズ紙のインタビューで語っていた。

2018年に、セカンドアルバム『エル・マル・ケレル』を発表して以来、世界的な大ブレイクを果たしたスペイン出身の彼女の最新作には、レゲトンからジャズ、フラメンコに、「変態」、「桜」という日本語まで、猛烈なスピードで飛び交う。超野心作にして、傑作で、すでに米英で大絶賛されているのだ。批評家のレビューを平均化してランク付けしたサイトなどを見ると、現時点では今年1位になっているくらい。

しかも大事なのは、単なる傑作ではなくて、「ロザリアはポップミュージックの未来だ」とか、「世界を制覇する」とか、「未来に向かう素晴らしさ」とか、「現在の音楽的イノベーターの先頭に立つ」とか、つまり彼女の超野心的な試みこそが、「ポップミュージックの未来」を背負う存在として評価されていることだ。
(以下、本誌記事へ続く)


続きは、『ロッキング・オン』5月号で! ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

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