現在発売中のロッキング・オン12月号では、アヴリル・ラヴィーンのインタビューを掲載!
以下、本インタビューの冒頭部分より。
「若い世代が私の曲を再発見し、ビリーやオリヴィア、ウィロー(・スミス)みたいな子たちが世に出て、私が20年前にしたみたいに、ステレオタイプを粉砕しているのを見ると、私もすごく励まされる」
ある世代の少女たちにとって、アヴリル・ラヴィーンのデビューアルバム『レット・ゴー』のリリースは、新たなサウンドの登場という域を超えていた――これは「目覚めよ!」という号令だったのだ。
バブルガムポップがシーンを支配していた時代に、17歳のアヴリルは、当時の流行へのアンチテーゼとして、さっそうと登場した。デビューシングルの“コンプリケイテッド”とそれに続く“スケ8ター・ボーイ”はどちらも半年以上にわたりビルボード・ホット100入りし、『レット・ゴー』は今でも、21世紀に最も売れたアルバムランキングで上位20位に入っている。
アヴリルの反骨的な姿勢やグランジ風のファッション、オルタナティブロックに影響を受けたサウンドは、そのころ大量にいたポップアクトの作品から『レット・ゴー』を差別化する絶妙のコンビネーションだった。
ほぼ一夜にして、世界中の少女たちがアヴリルにならい、ファッションをがらりと変えた。さらにショッピングモールで大暴れし、スケボーに興じるミュージックビデオも熱い注目を集め、繰り返し視聴された。『レット・ゴー』は、退屈を持て余していた少女たちが、それまでの自分を脱ぎ捨て、アヴリルのイメージに重ねようとするきっかけとなった一枚だった。
(以下、本誌記事へ続く)
アヴリル・ラヴィーンの記事の続きは、現在発売中の『ロッキング・オン』12月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。
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