現在発売中のロッキング・オン8月号では、アヴリル・ラヴィーンのインタビューを掲載!
以下、本インタビューの冒頭部分より。
「最初17歳でデビューしたときには、学校から飛び出してきたガキそのまんまみたいな恰好をしてたし、それがそのまんま自分と同世代の女の子達に響いて共感してもらえた」
アヴリル・ラヴィーンはインタビューが得意な人ではない。少なくともインタビューで自分の魅力をアピールできるタイプではなく、退屈になったら隠さず表情に出すし、おそらくこれまで何千何万と聞かれたであろうくだらない質問に気の利いた返しができる人ではない。
というわけで、ここで作戦を変えてみたらどうだろうか。新たな刺客としてアヴリルと同じ目線で語り合える、アヴリルと同じくらい彼女の音楽に心酔し、同じくらいに大人の相手をするのが心底苦痛でたまらないと感じている人物、我が娘、リリーに白羽の矢を立ててみた。12歳になる娘はすでに10代特有の不機嫌なオーラを漂わせており、この不機嫌なオーラを稼げるものとして換金したのがアヴリルが果たした功績。ならば、彼女の支持者である10代女子をインタビュアーとしてぶつけてみたらどうだろうか? というわけで、インタビューが実現した。
不機嫌なティーンによるアヴリルヘの直撃取材がスタート!
不服ながらも制服姿でインタビューに臨む羽目になった娘リリーに対して、一方のアヴリルは黒のTシャツ姿で登場した。そこにはドクロの柄と相手を拒絶するかのように「嫌悪感」という文字がプリントされている。アーティスト写真やCDのジャケットでは一貰して厳つい表情を崩さないアヴリルが、彼女なりの笑顔とも受け取れるような表情を見せ、握手するために小さな手を差し出した後、ソファに耀席して膝を抱えたままの恰好でインタビューがスタートした。
リリーは彼女の子供時代についての質問を投げかけたところ、守備範囲の話題が飛んできたことに安心したのか、ビーチ・ボーイズ、ビートルズ、クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァルを聴いて育ったこと、そしてブリンク182や同じカナダ出身の女性アーティストのアラニス・モリセットの大ファンであることについて語り、お気に入りのバンドとしてグリーン・デイの名前を掲げた。そこから、12歳の少女が切り込んだ質問をぶつけていく。
●有名人になって自分は変わったと思いますか?
「とりあえず、超ビッグに成長したよ。いつばい色んなことを学んだね。色んな経験をして、いっぱい色んなものを背負ってきたわけじゃん、責任みたいなもんをさ。猛スピードで一気に成長するように促されてきたようなもんよ」
さらにアヴリルが一番大事にしていることは「普通の人間のままでいること」と語っていた過去発言を引用したうえで単刀直入に訊く。
(以下、本誌記事へ続く)
アヴリル・ラヴィーンの記事の続きは、現在発売中の『ロッキング・オン』8月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。
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