アヴリル・ラヴィーンはやっぱり凄かった

アヴリル・ラヴィーンはやっぱり凄かった

2度の延期を経ての8年ぶり、待ちに待ったアヴリル・ラヴィーン来日ツアー2日目となる11月9日、東京ガーデンシアターには世代を越えて大勢のファンが集結!

定刻を過ぎた19時20分、ジョーン・ジェットのカバー“バッド・レピュテーション”を背にデビュー当時の若かりしアヴリルを写したオープニングムービーが流れると、会場のボルテージは最高潮に! そしてステージを覆った幕が降り、登場したアヴリルは熱気に満ち満ちた会場へ応えての一発目”バイト・ミー”でショーをスタート!

今年20周年を迎えた伝説のデビューアルバム『レット・ゴー』から”コンプリケイテッド”や ”ルージング・グリップ”などアンセムが飛び出し、まるで2000年代初頭へタイムスリップさせたかと思えば、最新アルバム『ラヴ・サックス』の楽曲もシームレスにオーディエンスを熱狂させているのを目撃すると、彼女の歌は決して懐メロに収まることのない「今」を常に鳴らし続けてきたのだと確信させられた。

今彼女がビリー・アイリッシュ、ヤングブラッド、マシン・ガン・ケリーやペール・ウェーヴスなどなど新世代から熱いリスペクトを集めるのは当然で、アヴリル・ラヴィーンは「今」の時代のど真ん中に立ち、ロックをブチ鳴らしている。

そんな彼女をデビュー20周年という記念すべきタイミングで日本で観ることのできるまたとないチャンス、幸い明日の公演も当日券販売があるので是非とも駆けつけて頂きたい。

そして、現在発売中のロッキング・オン最新号では、決定的デビューアルバム『レット・ゴー』を今アヴリルが振り返る核心に迫ったインタビューを掲載しています。是非とも今回の来日公演の余韻に浸りながら読んでみてください。(鴨志田翔)


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