現在発売中のロッキング・オン3月号では、ジェフ・ベックのインタビューを掲載!
以下、本インタビューの冒頭部分より。
「(ジミ・ヘンドリックスが現れた時に)『もうできない』と思ったんだよ。
今乗ってるバスを降りて乗り換えるしかなかった。
あれ以来、俺はずっとそれを続けてるのさ」
もはやロック界の伝承の一つだが、ジェフの旅は奇妙な選択によって彩られ、その選択によって彼は富と名声から遠ざけられてきた。彼は音楽界のフォレスト・ガンプよろしく、音楽史上の決定的瞬間の多くに立ち会ってきたが、いつもその場所は写真の隅にとどまったままだ。
子供の頃からの友人ジミー・ペイジの推薦でエリック・クラプトンにかわりヤードバーズに加入しながら、品行の悪さの故に追い出される(映画『スパイナル・タップ』のナイジェル・タフネルは彼がモデルと言われている)。ピンク・フロイドはシド・バレットの後任としてジェフ加入を望みながらも、ついに話を持ちかける勇気を出せずに終わった。彼はザ・ローリング・ストーンズからもメンバーに望まれるが、最後の最後で加入を見送る。さらに当時無名だったロッド・スチュワートとバンドを組むも、出演を予定していたウッドストック・フェスティバルの直前に解散。
その後ロッド・スチュワートはフェイセズを結成、ペイジはレッド・ツェッペリンでトップバンドに駆け上がる。スティーヴィー・ワンダーはジェフのために“迷信”を書くが、自分の曲としてとっておこうと考え直した。(以下、本誌記事へ続く)
ジェフ・ベックの記事は、現在発売中の『ロッキング・オン』3月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。
Instagramはじめました!フォロー&いいね、お待ちしております。