rockin'on 2023年6月号 中面現在発売中のロッキング・オン6月号では、ウェンズデイのインタビューを掲載！
以下、本インタビューの冒頭部分より。
「今回の歌詞は本当に誇れるものになった。
昔は言い表せないと思っていた感情、物や風景の中に感情を見つけることだったり、そういう部分が研ぎ澄まされてきた」
●ウェンズデイは様々な音楽からの影響がある中で、シューゲイズバンドと形容されることが多いかと思いますが、そのことに納得していますか？ もし違うなら、自分たちの音楽をどのように説明しますか？
「一番簡単な説明はたぶんインディロックだと思う。というのも、みんな何がシューゲイズで何がそうじゃないかについて議論するのが好きで、それはちょっと面倒臭いなあと。それにジャンルについての議論になっちゃうと、その音楽自体がどうかっていう話から遠ざかってしまう気がするし。基本的には何でもいいけど、誰か新しい呼び方をしたいって人がいたら嬉しいかも。まだピンとくるものはないけどね。とにかくカントリーと、ノイジーでグランジーなロックが混ざった音楽だから、やっぱりインディロックが総称として一番しっくりくると思う」
●昨年カバーアルバム（『Mowing The Leaves Instead Of Piling ’Em Up』）を発表したのは、どんな音楽に影響を受けてきたか示したい気持ちがあったからですか？
「もちろん。私たちの音楽のテイストがどこから来ているのか、なぜカントリーとロックの融合に至ったのかが納得できるようにしたくて。というのも自分としては、自分が育った場所を考えるとものすごく自然というか、両方の種類の音楽が身近にあったから。でも違う場所で育った人たちにも分かるようにしたくて、その点ではあのアルバムはすごくいい機会だったんじゃないかと思う」
（以下、本誌記事へ続く）
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