現在発売中のロッキング・オン1月号は、1年を締めくくる2023年洋楽ベストアルバム特集！ アルバムだけでなく、リイシュー作品、来日公演、イベント、洋楽ライター陣による座談会、そしてジャンルを細分化したシーン別の徹底考察で、今年の洋楽シーンを徹底的に読み解きます。
今回は、選出作品の一部をご紹介！
【No.24】
ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ『カウンシル・スカイズ』
2021年のベスト盤でソロキャリアに最初の区切りを付けた後のリスタートを飾る一作。
まず、コロナ禍のロックダウン中にソングライティングに没頭したことにより、全10曲が漏れなくグッドメロディー。その上で、後期オアシスを彷彿とさせるミドルテンポの壮大なバラッド“イージー・ナウ”があれば、歌とストリングスと併せビートも次々に熱を高めていく構成が斬新な“カウンシル・スカイズ”のような楽曲もある。また、”プリティー・ボーイ”や“オープン・ザ・ドア、シー・ホワット・ユー・ファインド”といったサイケなグルーヴをポップに溶け込ませた楽曲を聴くと、マッシブな音像とグルーヴを追求した実験作であった前作の経験が活きているのだと確かに感じられる。（続きは、ロッキング・オン1月号にて）
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