現在発売中のロッキング・オン7月号では、ザ・レモン・ツイッグスのインタビューを掲載!
以下、本インタビューの冒頭部分より。
「ブリティッシュインヴェイジョンから、『サージェント・ペパーズ〜』や『ペット・サウンズ』。
そういうものからこのアルバムは影響を受けていて、それはデビュー作も同様だ」
●プレスリリースによると、1968年的サウンドを捉えようとしたこととデビュー作『ドゥ・ハリウッド』の再訪が目標だったそうですが。
マイケル・ダダリオ
「目標は、全てがあるべきところにある美しい曲で、演奏も最高なこと。それから、聴いた人が思わず踊りたくなるようなアップビートの曲で、ロックを機動力にしながらも、でもヘヴィなロックにはしないこと。(タートルズの)“ハッピー・トゥゲザー”とか、(モンキーズの)“デイドリーム・ビリーバー”のような曲にしたかったんだ。60年代、70年代に影響された曲を演奏するバンドって今もたくさんいるけど、でもそういう風にすぐに体を動かしたくなるような曲を演奏しているバンドってあまりいないよね。でも僕らが好きなのってそういう曲だし、そういうバンドのサウンドを作れたら最高だと思ったんだ」
●デビュー作を再訪というのは?
マイケル「文字通り再訪しているわけではなくて、あのアルバムを作っていた時に影響を受けたサウンドを再訪しているってこと。それは、僕らが生まれた時から影響を受けてきた原点みたいなもので。ブリティッシュインヴェイジョンから、『サージェント・ペパーズ〜』や『ペット・サウンズ』。そういうものからこのアルバムは影響を受けていて、それはデビュー作も同様だ。レコーディングも、当時僕とブライアンで相談しながら何もかもオーバーダブして作った。ストリングスも全部自分達でやったし。今作も同じ手法で作ったからデビュー作と似ているんだ」
●ショーン・レノンが参加していて驚きました。面白いのは、参加したのがハーモニーの美しい最もビーチ・ボーイズ的な曲だったことです。
マイケル「ショーンは、僕らと似た視点があって、メロディが美しい音楽が好きなら好きなミュージシャンから影響を受けてる。もちろんビーチ・ボーイズに関する知識はすごいし。ものすごく才能があるミュージシャンだし。確かに、ビートルズのメンバーの息子が、ビーチ・ボーイズっぽい曲でコラボしているのは、彼らがライバル関係にあったから、面白いとも言えるけど。でもショーンの音楽を聴くと、ビートルズだけじゃなくて、ビーチ・ボーイズの影響もあらゆるところで感じるしね」
(以下、本誌記事へ続く)
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