代官山UNITにてフィーダーのプレミア・ギグ。
近年はサポート・ミュージシャンを入れてライヴをやっていたフィーダーだけど、
今回はグラント、タカ、そしてサポート・ドラマーのカールという3人のみのショウ。
日本では明日発売になるニュー・アルバム『レネゲイズ』に向けて、
覆面バンド・レネゲイズとしてUKをツアーしていた
彼らだが、その再現ということになる。
セットリストも『レネゲイズ』を全曲やるというのが基本で、
そこに過去の曲がプラスされる形。
“レネゲイズ”や“ホーム”などは、アルバムよりも3倍増しくらいの
アグレッシヴさで、めちゃくちゃテンション高い演奏を見せてくれた。
何よりバンド自身が楽しそうなのが印象的で、新鮮だった。
アンコールではお客さんに“インソムニア”から始まり
レアな“スウィート16”も披露。
最後は“スメルズ・ライク・ティーン・スピリット”のイントロを弾いてみせる
「お約束」を経てニルヴァーナ“ブリード”のカヴァー、
そして名曲“ジャスト・ア・デイ”でフィニッシュ。
バンドがいかにリフレッシュしたかが伝わってくる、爽快なライヴだった。
次は9月の単独ツアーで。そのときには、
今回とはまた違った『レネゲイズ』を見せてくれるはず。(小川)