リンゴ(72歳)、若すぎ!
2013.02.26 22:28
ZEPP TOKYOというありえないキャパのハコでリンゴ・スターのライヴを観た。
彼が率いるオールスター・バンドということで、それぞれのメンバーの代表曲もやったんだけど、リンゴが叩く“ロザンナ”(TOTO)や“イーヴル・ウェイズ”(サンタナ)はシュールすぎ。
もちろん自作の名曲“想い出のフォトグラフ”や、ビートルズのナンバーも披露。
生で観るのは初めてだったから、ドラムに徹した“ボーイズ”とかはめちゃくちゃ感動的だったけど、逆にマイク1本でステージ前方に出てくると、終始ピースサインを繰り出したりしていて、その姿には妙に和まされる。
ていうか、めちゃくちゃ笑えるライヴだった。
もうひとりドラマーがいることをいいことに、TOTOの曲とか、明らかに適当に叩いていたし。
にしても、終始観客をいじり、メンバーとじゃれあうリンゴはとても72歳に思えない。
最後はステージで飛び運動もしてたし。
それをすべて素でやってるとしか思えない彼は、ミック・ジャガーなんかよりも、よっぽど超人/化け物に思えた。
とにかく若すぎ。(内田亮)