スマッシング・パンプキンズ、自虐的なビリーに一安心

スマッシング・パンプキンズ、自虐的なビリーに一安心

山崎が速報してた通りに、冒頭からかつてのフェイヴァリットを連発し(4曲目は"Disarm"!)、ファンを歓喜させたスマッシング・パンプキンズ。
ビリーのMCが「いいよ、笑わなくても。ぼくのジョークはアメリカでも受けないから」とか「上のほうに座ってる人たちはぼくたちに興味ないらしいから、前の人たちだけ反応してね」とか、イチイチ自虐的だったのも含めてまさにスマパンなライヴだった。
ただ違うのはかつてのメンバーがそれぞれ個性的だったのに比べて、今は完全にビリー色の染まったメンツになってること。
ギターのジェフがフライングVで早弾きをかますのをビリーが嬉しそうに見守ってたのが印象的だったが、そんな光景、イハだったらあり得ない。
最後、小雨が降り、ミスチル目当てのファンが増える中、延々と続いたメタリックなアヴァン・インプロもまたそんな光景だったけど、これは最高に気持ち悪くて、だから最高に気持ち良かった。
ビリーが日本には二度と来れないかも、とか言ってたけど、絶対にまた来なよ。
待ってるから。(内田亮)
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