先週公開された、ジェイク・バグの"Slumville Sunrise"のＰＶ、ご覧になりましたか？


何度観ても飽きない。
まず曲が素晴らしいというのもあるけど、2013年であることを完璧に無視したローテク映像が笑えるし、ジェイク・バグの”演技”がとにかく冴えまくっているのがいい。
特にラスト。曲が終わってから、２分以上も演技しているんだけど、これが絶妙。
ＰＶを通して、必死にゲット（万引き）した指輪を彼女に渡したところ、「これ盗んだんでしょ？ ハコはどこにあるの？」と責められ、最終的には「指輪じゃなくて、ハコが欲しい」と言う彼女に呆れ果てる表情は要チェック。
最後の「じゃあ、返せよ。これ、eBayで売るか……」という捨て台詞も最高。
相手はこのＰＶを監督したシェーン・メドウズの代表作『THIS IS ENGLAND』にも出演しているRosamund Hansonという役者。
そんなプロの俳優にも見劣らない演技はホントにすごい。
いつかちゃんとした映像作品で演技しているのも観たいかも。

そんなジェイクの２枚目『シャングリ・ラ』だが、今週金曜日発売のロッキング・オン12月号でがっつり紹介しています（ディスクレビュー、ＶＩＲ、Headline）。
ぜひ、チェックしてください！

そしてシェーン・メドウズ監督の『ザ・ストーン・ローゼズ：メイド・オブ・ストーン』(http://ro69.jp/blog/rockinon/91168)も全ロック・ファン必見なので、こちらも絶対に見逃さないように！（内田亮）