先日、Hostess Club Weekenderでのライヴがとてつもなく楽しかったザ・ナショナル(http://ro69.jp/blog/rockinon/97268)。
フロントマンのマット・バーニンガーの弟、トム・バーニンガーが監督する映画『Mistaken For Strangers』の新トレイラーが公開されたのだが、これ、めちゃくちゃ面白そう。
とにかく、弟のキャラが最高。
モビーが隣に住んでいると兄に教えてもらった瞬間、その家に向かって大声で「モビー!」って大声で叫んじゃうような、マットに似つかない、野暮ったいビール腹のあんちゃんなんだけど、「マットをアニキに持つのは最低だよ。彼はロック・スターで、おれは違うから」とか、これまた哀愁が漂うセリフを吐いていたりして、絶対にほっとけないキャラなのである(まるでジャック・ブラックが演じているような)。
そんな弟がローディーとしてザ・ナショナルのツアーに同行しながら、撮り下ろした映画ということらしい。
その設定自体がすごく新鮮なのだが、レビューを観る限り、ホントに感動できるニュータイプな音楽ドキュメンタリーに仕上がっているとのこと。
恐らくマットの泥酔姿も拝めるだろう。
ぜひ、日本で公開して欲しい(少なくてもDVDは出して欲しい)。(内田亮)