フェス事業部がお届けしている残暑企画「ROCK IN JAPAN一枚」。
私が選ぶ一枚は、生まれたてのGRASS STAGEでございます!
フェス本番日の煌びやかな姿からは想像もつかない、一切の装飾が施されていないGRASS
STAGEのアナザーサイド。
ワイルドすぎる骨組みが大草原に鎮座しております。
いやー渋すぎる!
前職がゼネコンという、社内では異色の経歴を持つ私、こういった構造物には目がないのです。
フェス本番日には、ステージ床下のベース部分は黒幕で覆われているので、考えもしないポイントだと思うのですが、
実はGRASS STAGE下の地面はかなり傾斜があり、写真でいうと左から右にかけて、かなり低くなっています。
そこで、ステージの水平面を維持するために、写真の右側へ向かって、基礎の足が伸びていっているのです。
うーむ、ステージチームのいぶし銀な職人技もキラリと光る、この一枚!
ここに、照明機材、スピーカーシステム、映像ビジョン、ロック・イン・ジャパンのロゴ幕等々が入り、そしてアーティストがその上に立って、一つのステージとして初めて皆様をお迎えできる状態になるのですが、それら全てを根底から支えているのは、このボディなのです!
普通なら日の目を見ることのない、この子に、ゼヒ皆様の温かい眼差しという名のスポットライトを!そして、今年のGRASS STAGEを支えてくれて、本当にありがとう!!(赤木俊雄)