ARCADE FIRE

ARCADE   FIRE

ウィン・バトラーは「ロックの特権制のない国でも通用する音楽をやりたい」ということをテーマに最新作「リフレクター」を作ったらしいが、まさに今日のステージはそのテーマをライブに於いて実現するパフォーマンスだった。
僕は前作「ザ・サバーブス」は都市の世界的な普遍性を追求した傑作だと思っている。「リフレクター」はそのテーマをより音楽的なところまで深化させた意欲作だ。つまりポップ・ミュージックの世界的な普遍性とは何かが表現されている作品なのだ。
今日のライブは、そのテーマがより深く追求されていることが感じられる素晴らしいステージだった。だいたいステージに上がった感じがロック・バンドというよりは、謎のモダン民族音楽団という感じ。そこが凄い。
最高だった。
紙吹雪きを撮ったのだけど、上手く撮れなかった。かなりステージに近いところで観ていたんだけど残念。
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