今夜のワールド・ロック・ナウ

今夜のワールド・ロック・ナウ

今、最も旬な女性アーティストの新作を2枚紹介した。イギー・アゼリア、シーア、2人とも高い音楽的ポテンシャル、深い批評性と文学性を持った歌詞、などを持っているのにもかかわらず、全くアートな方向へ転ばないのが凄い。
商業的な王道から外れたら、それは表現者としての堕落だと言わんばかりの勢いだ。
だからこそ2人ともチャートの勝者として君臨しているのだろう。
シーアはテレビに出て歌う時、茶色の紙袋を被り、後ろ向きで歌うという、究極のアングラ性を爆発させているが、音楽は全くブレることなくポップ王道を走り抜ける。
何か新年1回目として、とてもいい選曲が出来た気がする。
今年もワールド・ロック・ナウをよろしくお願いします。
渋谷陽一の「社長はつらいよ」の最新記事
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする