ベックの新作「モーニング・フェイズ」を何度も聞く

ベックの新作「モーニング・フェイズ」を何度も聞く

6年ぶりの新作だ。何故、これだけのインターバルがあったかは、ファンなら誰もが知ってるが深刻な病気と彼が戦っていたからだ。
当然のこと、病気はこの作品に大きな影響を与えている。
タイトルを何と訳せばいいかわからないが、意味だけ言えば朝の局面、朝の段階ということになる。タイトル通り、音も歌詞も朝のトーンで貫かれている。
病のまっただ中でも、回復し治った状態でもなく、そのどちらでもない今を、ベックは「モーニング・フェイズ」と位置付けたのではないか。何度でも聞きたくなる作品だ。そして自分も「モーニング・フェイズ」にいるのでは、と思わせる作品でもある。
今週の「ワールド・ロック・ナウ」 で紹介したい。
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