旧聞に属する話ですが、昨年末に東京・タワーレコード渋谷店でピーターさんのトークライヴ「ラジオに魔法をかけた100曲」が開催。
10代の10年間を60年代のロンドンで過ごした、という日本の洋楽ロックファンからすると涎の出るような青春時代を過ごしているピーターさん。タワー渋谷店店長の栢森信友さんが聞き役という形で、ピーターさんが青年期からレコード店勤務時代の頃の話を中心に、往時の音楽を聞きながらさまざまな逸話を語りまくるという2時間は、テレビで見たThe Whoの話など貴重なエピソードが満載。
登場前には「写真撮影はご遠慮ください」というアナウンスがあったのですが、ピーターさんは着席するや挨拶もそこそこに「僕は反権威的な人間ですので、みなさん、どうぞ写真撮ってください」と発言。もちろん、喜んで携帯を取り出す人がほとんど。始まった途端に場内を自分の色に染めてしまうピーターさんでした。
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(小池清彦)