ゲネプロから密着した4日間があっという間に過ぎ去った。本当に素晴らしかった。そして何よりもメンバーの笑顔、観客の笑顔が絶えない3日間だった。

それにしてもなぜセカオワは、ライヴでもフェスティバルでもなく、「カーニバル」という言葉をこの企画に名付けたのか？　僕らにとって、そしてメンバー全員にもあまり馴染みのある言葉ではないだろう。だからこそ、そこにはイマジネーションの余白があるし、何よりも既存のルールに縛られない自由がある。ここまで来るのに困難の連続だったと思うが、ひとつひとつのイマジネーションが現実になる、そのプロセスそのものが、ファンタジックなのだ。

次号JAPANの表紙巻頭特集で余すことなくお伝えします。写真は終演直後のメンバーショット、そして幻想的な巨大樹。