今週は、ポスト・パンク世代、いや全ての世代のソリッド・ファンク・パンク・フリークスのための黄金週間である。
両バンドとも、新作や良し!
つい最近までなら
「この両バンドがいなければラプチャーも!!!もフランツ・フェルディナンドもヤー・ヤー・ヤーズもブロック・パーティーもフガジもレッチリもピクシーズもいなかった」
という範囲での評価に留まったが、
今やもう、このソリッドなエレキ・ギターのサウンドと冷たいホワイト・ファンクのグルーヴは、
メジャー・インディを問わず今の世代のあらゆるレベルのロック/ポップにプリセットされていると言ってもいい。
ロックのマッチョな贅肉をすっぱりと削ぎ落としたポスト・パンクのサウンドは、
ミニマルな表現を求める今の時代にまた求められているのだ。
明日のリキッドルームでのポップ・グループ、ひたすら楽しみだ。