ザ・ポップ・グループをリキッドルームで観た
2015.03.01 22:10
サポートの若いギタリストを加えた5人編成。
これぞポスト・パンク、これぞソリッドなパンク・ファンクの真髄、という音。
!!!もラプチャーも結局はこれがやりたかったんだ、という音。
だがやはり突出して凄いのはヴォーカルのマーク・スチュアートだ。
78年のあの時点で、ロックの構築美を完全に破壊・あるいは溶解するこんなヴォーカル・スタイルを提示したのは驚異的としか言いようがない。
「反権力側からの告発」、それをここまで強烈に声として表現できたヴォーカリストは稀だ。
それが少しも衰えてはいない。
素晴らしかった。