くるりのアルバム再現ライブ、Zepp Divercity公演を観た

くるりのアルバム再現ライブ、Zepp Divercity公演を観た
アルバム『TEAM ROCK』と『THE WORLD IS MINE』の再現ライブ。
完全に曲順通りでも全曲でもなかったが、文句なしの素晴らしいライブだった。
TEAM ROCK、ワンダーフォーゲル、GO BACK TO CHINA、トレイン・ロック・フェスティバル、水中モーター、ワールズエンド・スーパーノヴァ、C'mon C'mon、ばらの花、リバーなど、
あの頃のくるりを超満喫できました。
クリフ・アーモンドのビッシビシのドラミングに合わせて、佐藤のベースがバインバインにテンションアップしてたのが新鮮で、
岸田もハード目の曲では遠慮なしのロックンローラーだった。

アンコールのとある曲をやるときに岸田が
「ピアノと歌だけの、自己中心的な歌なんやけど…」
と言ったのが興味深かった。
あれほどの曲作りの才能があって歌も楽器も上手い岸田なら、
一人での弾き語りぐらい当たり前のようにしょっちゅうやりそうだが、
そういえばほとんどない。
岸田にとって音楽は他の人とのアンサンブル以外ありえないのだろう。
自分で作って自分で演奏して自分で歌うのは「自己中心的」という感覚なのだ。
ふーむ。面白い。
メンバーのプレイにはあんなにうるさいのに。
やっぱりバンドであることが全てなんだなあ。

そういうことも含めていろんなことがわかりながら楽しめる、
くるりの美味しいライブでした!
山崎洋一郎の「総編集長日記」の最新記事
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