あまりにも普通に、ごくごく自然に、WANIMAが超満員のさいたまスーパーアリーナでライブをやっている。
まだライブ活動歴もそれほど長くなく、武道館も横浜アリーナもやっていないWANIMAがいきなりのさいたまスーパーアリーナでごく普通のツアー・ファイナルのようにライブをやっている。
この破格の展開は他に例を見ない。
だが彼らの実力、楽曲のポテンシャルを思えば当然でもある。
破格のバンドなのである。
楽曲の力とスケール感はもちろんのこと、歌、演奏、エンタインメント性、キャラクターとしての魅力、全て問題なくアリーナ級以上だった。
巨大なLEDビジョン、そしてドラムの後ろに米俵が積んであるというセットもいい。
豪華な花道を使った藤くんの長渕剛ネタもすべらずに無事だった。
(というか芸としてさらに磨きがかかっていた)
どんなに大きな会場であろうと、後ろに巨大なLEDビジョンがピカピカ光っていようと、WANIMAの歌の後ろには故郷の風景と匂いが広がり、3人の上には思い出の日々が重なっている。
なんにも変わりはしない。きっとこれからもそうだ。
5月17日にワーナーミュージック・ジャパンのレーベル「unBORDE」からシングルをリリースすることがKENTAの口から発表された。
これからも、どこまでも応援していきたい。
WANIMA、さいたまスーパーアリーナ公演を観た。メジャーからのリリースも発表
2017.03.19 20:19