Mitskiを渋谷WWWXで観た 2019.02.12 21:55 山崎洋一郎の「総編集長日記」 まるでアートスクールの学生のような自由な佇まいでステージに立つMitski。前回の来日の時よりもさらに世界的にポピュラーな存在になったが、そんなことは構わずに表現に没頭する姿は相変わらずかっこいい。今回から、取り憑かれたような強迫観念的なダンスが登場して、それがよかった。新作『Be A Cowboy』の孤独とコミュニケーション願望をうまく表現していたと同時に、ステージ上のMitskiの体を緊張感から解き放っていた。今、バンドセットでここまで最新の表現ができるアーティストはMitskiをおいて他にはそうはいないだろう。素晴らしいライブだった。