エド・シーランの東京ドーム公演を観て

エド・シーランの東京ドーム公演を観て
このドーム公演のレポやブログを見るとみんな一様に「ステージの上のたった一人の歌で5万人が一つになった」ということを書いている。
去年の武道館公演のときにもみんなそう書いていた。
エド・シーランは明快なのだ。

歌の本質を、これほどわかりやすい形で、これほど効果的に表現できる秘密は、言うまでもなく
[ループペダルを駆使して、自分でギターでビートを作って、自分でその場でフレーズを組み立てて、コーラスも自分で重ねて、その音空間の中で歌う]
というスタイルにある。
鳴っているすべての音が「エドの歌」なのである。

大掛かりなセットや演出はほとんどなくても、常に濃厚なエンタテインメント空間が成立していたのは、鳴っている音のすべてが「エド・シーランのグルーヴ」に満ちていたからだ。

「個のグルーヴ」でどこまでエンタテインメントできるか、というのがエレクトロやR&B/ヒップホップを中心に10年代のシーンの潮流だが、エド・シーランはギター1本でそれをMAXで実現している。(山崎洋一郎)
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